失いかけて気づいたこと。

昨日、私の生きてきた中で一番怖いことが起きました。

お化けとかじゃなくて、精神的に。今は、心配なくなったけれど。。。

失いかけて何か気づかされるって、本当だったんだね。

以下、めっちゃ私事＆重～い文なので、読みたい方は「続きを読む」から。

 

昨日何があったか、自分でも未だに整理できない。結果的に分かったことは、

昨日、祖父が死にかけたということ。

それは昼下がりの、祖母の絶叫のような声から始まった。

「○○○、（父の名前）○○○！！お父さんの様子がおかしい！」

家に響き渡る祖母の声。普段の休みの日なら何もせずグータラしている父も飛び起きて、祖父の部屋へ、

私はあまりの突然のことに頭の中が真っ白になっていた。

急いで祖父の部屋へ行くと、そこには椅子から今にもずり落ちそうになりながらヒクヒクと痙攣をして意識を失っている祖父の姿があった。

すごく苦しそうだった。私達の呼びかけに応じようとせず、目を閉じたまま、口から泡を吹いて、今にも倒れそうだった。

私の父も、祖母も、必死で呼びかけていたけれど、応答がなく、

私の心のどこかで「ひょっとして死んでしまうのかも。」という不安がよぎった。

私も必死で呼びかけた。

祖父は次第に意識を取り戻し、ちょうど完全に意識を取り戻したときに、救急車が来ました。

しかし、もともと救急車が嫌いな祖父はなかなか車に乗ろうとしない。

結局、救急車をカラのまま返してしまいました。

心配した私達家族は、昔から祖父を見てもらっているお医者さんに往診に来てもらいました。

「これはいっぺん見てもらわなあかんなぁ。」

なじみの深い先生だけに祖父もおれて、近くの市民病院で見てもらうことに。

祖父の容態は、担当医がいないためよく分からなかったのですが、祖父の可哀相な姿を見たくないと

祖母が必死にお願いをして、担当医の予約を取りました。火曜日にまた見てもらいに行くと言っていました。

いったん帰されて、そのあとは少しずつ顔色も良くなり、回復してきて一安心。

今祖父は自分の部屋で絶対安静で寝ています。きっと、苦しいのを我慢しているのだと思います。

でも、本当に無事で良かった。

いろんな歌や詩の中に、「失ってやっと気づいた」というフレーズがあるけれど、

実感がわくことは今までなかった。それが昨日やっと分かった。

失いかけてやっと気づいた祖父の存在の大きさ。

きっとこれからいろんな人、物と出会い、別れるだろうけれど、

これほど別れというのが悲しく、苦しいものだとは思わなかった。

幸い祖父は助かったけれど、あのときの恐怖を私はずっと忘れないと思う。

なんかすっごい重い文でごめんなさい！！

今祖父は明後日の検査のために安静にして寝ているので、心配ないです！

なんか心配するような文書いておいて心配するななんて、ホントにすいません。。。ヾ(_ _。)反省

でも生きてて、、、

本当に良かった。（*´ー`）=3